Mobile App Insights · Web Insights · Hideyuki Tsuji · September 2026
日本発のショッピングアプリDL数成長量でトップのDAISO、アプリMAUとウェブ訪問者数でも際立つ存在感
ショッピングは多数のアプリがリリースされており、人気のジャンルの1つですが、日本では100円ショップの『DAISOアプリ』が際立っています。ダウンロード数成長量では、日本発のアプリとしてトップ、公式サイト訪問者数も他の100円ショップとの比較でもトップで、MAUも右肩上がりがデータから確認できます。

100円ショップダイソーのアプリがDL数成長量で1,000万以上を記録、日本発のアプリとしてトップ
モバイルデバイスで買い物をすることはもはや珍しくなく、ショッピングアプリもさまざまなタイプのものがリリースされています。Sensor Towerのデータによると、2024年1月から2026年6月までの日本におけるショッピングアプリ(App IQ:Shopping)のダウンロード数成長量では、『Temu』が1,800万以上を記録してトップとなっています。

2位は『DAISOアプリ』(株式会社大創産業)で、1,000万以上を記録しました。同アプリは日本発のショッピングアプリとしてはトップで、同期間で3位の『iAEON』(イオンスマートテクノロジー株式会社)との比較でも約2倍のダウンロード成長量が確認できます。
2024年2月にリリースされた『DAISOアプリ』は、1972年に創業された100円ショップ「ダイソー」の公式アプリです。同アプリでは、商品・店舗検索のほか、アプリ内で見つけた商品をネットストアで購入できる機能もあり、店舗へ出向く時間がなくても手軽にショッピングを楽しむことができます。
日本国内に4,000店舗以上を展開するダイソーですが、海外にも進出しており、26の国と地域に2,000店舗以上を展開しています(2022年2月時点)。商品アイテム数は75,000以上、年間来店客数は11億人以上と発表されており(2022年3月時点)、その展開規模は圧倒的です。

Audience Insightsのデータによると、2026年1月から6月までの日本における『DAISOアプリ』のユーザー層は、男性4:女性6の割合で、25歳から44歳までの層が全体の55%を占めてメイン層となっています。
『DAISOアプリ』はMAUの面でもその好調ぶりがわかります。Sensor Towerのデータによると、2024年2月から2026年8月までの日本における『DAISOアプリ』のMAUは、若干の前後はあるものの右肩上がりの成長が確認できます。

上記のグラフからわかるとおり、2026年8月には過去最高となるMAUを記録しており、物価高が続く中、お手頃価格の商品を扱うダイソーの需要を反映していると言えます。
ウェブ訪問者数と利用時間でも際立つ存在、競合比較でわかるダイソーの強さ
生活日用品からお菓子や飲料まで、圧倒的な品揃えと手軽さで人気の100円ショップは、ダイソー以外にもいくつかのチェーンが存在します。また、アプリ展開はしていなくとも、いずれのチェーンもウェブでの情報発信を行っています。これらの競合と比較して、ダイソーのポジションはどうなっているでしょうか。
Sensor TowerのWeb Insightsのデータによると、2024年4月から2026年8月までの日本で人気の100円ショップのウェブ訪問者数で、際立った存在であることが確認できます。同期間における総訪問者数は、2億以上を記録しています。

さらに特筆すべきは、利用時間です。Web Insightsのデータによると、2023年4月から2026年8月までの日本におけるダイソーのユニーク訪問者数あたりの月間平均利用時間(分)では、8分を記録しています。これは2位のキャンドゥ(5分)の1.5倍以上となっており、日本のショッピングユーザーからの支持の高さが確認できます。
ダイソーは公式キャラクターの「だいぞう」をLINEスタンプ化、店舗で流れるオリジナルソング『HAPPY PRICE PARADAISE-あるお店の物語-』をApple MusicやSpotifyなどの主要オンライン音楽サービスで配信するなど、アプリやウェブ以外での接点も増やしており、デジタル化に注力しています。
Sensor Towerで集計された収益に関するデータは、App StoreおよびGoogle Playにおける収益のIAP推定値であり、広告収入、サードパーティのAndroidマーケットにおける収益およびパブリッシャー公式サイトなどの決済システムにおける直接収入は含まれていません。特に純利益とのことわりがない限り、データはいずれも収益総額(プラットフォームシェアリング部分の控除前)を示しています。 また、ダウンロード数データにはサードパーティのAndroidマーケットデータは含まれておらず、App StoreもしくはGoogle Playアカウントの初回ダウンロードのみ集計しています。同じアカウントが他のデバイス、もしくは同じデバイスで行った重複ダウンロードは集計に含まれていません。ダウンロード数データは同じアプリの異なるバージョンもまとめて集計しています(例:FacebookとFacebook Lite)。なお、Google Playは中国本土では利用できません。
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Sensor Towerの紹介
2013年にサンフランシスコで設立されたSensor Towerは、P&G、Tencent、HBOなどのグローバルデジタル企業から信頼されている、データや分析環境を提供する企業です。モバイル市場のトレンド把握に役立つApp Performance Insights、広告戦略の最適化に活用いただけるApp Advertising Insightsなど、デジタル分析プラットフォームとしてモバイルのあらゆる場面で質の高いインサイトと先進のカスタマーサポートを提供しています。
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