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Mobile App Insights · Audience Insights · Hideyuki Tsuji · October 2026

ポイ活アプリDL数・MAUでトリマがトップ、中高年層からの支持が高いポイントタウンは45歳以上が60%近く

日常の移動や買い物、ゲームプレイでポイントが貯まるポイ活アプリは、多数のものがリリースされています。日本ではダウンロード数とMAUで『モッピー』がトップとなっていますが、各アプリのユーザー分布や広告チャネルは大きく異なっていることがデータからわかります。

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トリマは過去5年で1,500万DLを記録して国内トップ、ポイ活アプリの広告チャネルはLINEとモバイルアプリがメイン

買い物や飲食の決済時に付与されるポイントは一般的になっており、モバイル端末で貯めるのが主流となっています。こうしたポイントをアプリを使って貯めることができる、「ポイ活アプリ」も多数リリースされています。ポイ活アプリでは、普段の移動や買い物、指定のゲームを進めるなど、さまざまな方法でポイントを貯めることができ、スキマ時間や日常生活を通して利用している方も多いと思います(本稿では、App IQ:Coupon & Rebates・リワードアプリをポイ活アプリとしています)。

Sensor Towerのデータによると、過去5年間(2021年10月から2026年9月まで)の日本におけるポイ活アプリのダウンロード数で、『トリマ』(GeoTechnologies)が1,500万ダウンロードを記録してトップとなりました。

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2020年10月にリリースされた『トリマ』は、歩数だけでなく移動距離に応じてマイルが貯まり、通勤・通学、日常的に移動が多い方に向いているアプリです。歩数履歴や消費カロリーなどのヘルスケア機能も搭載しており、ポイ活しながら健康管理もできます。貯まったマイルは現金、PayPayマネーライト、Amazonギフト券やVポイントなどに交換できる他、森林保全団体、国境なき医師団、日本赤十字社への寄付が可能となっています。

月間アクティブユーザー(MAU)の指標でも『トリマ』は大きくリードしています。Sensor Towerのデータによると、過去5年間の日本におけるポイ活アプリMAUでは、『トリマ』は2位以下を大きく引き離してトップとなっており、その存在感が際立っています。

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ポイ活アプリのダウンロード数およびMAUランキングトップ5で注目すべき点は、もう1つあります。それは、パブリッシャーCeresのアプリがいずれの指標でも2つ(『モッピー』と『ポイントインカム』)入っていることです。『モッピー』は商品購入、ゲームプレイ、アンケート回答などで「1ポイント=1円」の換算率でポイントが貯まるアプリで、『ポイントインカム』は歩くことでポイントが貯まることをメインとなっており、ポイ活アプリにおける同社の支持が際立っています。

日常生活と近い距離にあるポイ活アプリは、ユーザー獲得のために広告展開も実施しています。ですが、メインとなる広告チャネルは各アプリによって大きく異なります。Sensor TowerのPathmaticsのデータによると、2024年1月から2026年9月までの日本で人気のポイ活アプリのチャネル別広告インプレッションでは、LINEをメインチャネルとするアプリとモバイルアプリをメインチャネルとするアプリに大別できます。

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上記のグラフを詳細に見ると、Ceresの2つのアプリ(『モッピー』と『ポイントインカム』)ではLINEがメインとなっているものの、その割合は大きく異なっています。また、ダウンロード数およびMAUで3位の『おぢポ』(ALBONA)は、モバイルアプリのみとなっており、各社がメインとする広告チャネルの違いが明らかになっています。

ポイントタウンは45歳以上の中高年層からの支持が高く、60%近くのシェア

こうしたポイ活アプリはどういったユーザー層がどれぐらい利用しているのでしょうか。Sensor Towerのデータによると、2026年1月から9月までの日本におけるユーザー分布では、概ね25歳から44歳の層がメインとなっています。

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男性比率が最も高いのは『Freecash』(256 REWARDS)、女性からの支持が高いのは『おぢポ』となっています。これらのポイ活アプリの中で特徴的なのが、『ポイントタウン』(GMO Media)です。同アプリは45歳以上の中高年層のユーザーが60%近くを占めています。歩数、クイズ、動画視聴、ミニゲームなどでポイントが貯まる仕組みが用意されており、登録不要ですぐにポイ活を開始できることなどが受け入れられているのだと推察できます。

Sensor Towerのデータによると、2026年1月から9月までの日本で人気のポイ活アプリの1日あたりの平均使用時間で、11分以上を記録して『ポイントタウン』は2位となっています。

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上記のグラフ内の6つのポイ活アプリにおける1日あたりの平均使用時間は約8分ですが、上位3つのポイ活アプリはいずれも10分以上となっており、その人気ぶりがわかります。

Sensor Towerで集計された収益に関するデータは、App StoreおよびGoogle Playにおける収益のIAP推定値であり、広告収入、サードパーティのAndroidマーケットにおける収益およびパブリッシャー公式サイトなどの決済システムにおける直接収入は含まれていません。特に純利益とのことわりがない限り、データはいずれも収益総額(プラットフォームシェアリング部分の控除前)を示しています。 また、ダウンロード数データにはサードパーティのAndroidマーケットデータは含まれておらず、App StoreもしくはGoogle Playアカウントの初回ダウンロードのみ集計しています。同じアカウントが他のデバイス、もしくは同じデバイスで行った重複ダウンロードは集計に含まれていません。ダウンロード数データは同じアプリの異なるバージョンもまとめて集計しています(例:FacebookとFacebook Lite)。なお、Google Playは中国本土では利用できません。

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Hideyuki Tsuji

Written by: Hideyuki Tsuji, Insights Strategist - Japan

Date: October 2026