Sensor Towerのストアインテリジェンスデータによると、Tencentの『Honor of Kings』が2023年4月の全世界App StoreとGoogle Playで2億1,300万ドルの収益を記録し、グローバルモバイルゲーム収益ランキング1位となりました。同作は新キャラクターや新シーズンを含む新しいバージョンを4月中旬にリリース、モバイルゲームの売上高トップの座をさらに確固たるものにしました。グローバル人気モバイルゲーム収益TOP 10の全体データは、上記のチャートをご参照ください。※上記のデータには、サードパーティのAndroidマーケットデータは含まれておりません。
Tencentの『PUBG Mobile』は、2023年4月のモバイルゲームとして世界で2番目に収益が高く、総収益は1億5,400万ドルとなりました(中国で同作に当たる『和平精英』との合算収益)。収益の62.2%は中国のiOS市場からのもので、次いでアメリカ市場からの収益が9.4%、サウジアラビアからの収益が3.3%となっています。4月中旬に多数のスキンが期間限定で復活し、海外版の新シーズンがスタートしたことで、4月21日には1日の収入が1,000万ドルにまで急上昇し、今年最高の売り上げ記録を更新しました。
miHoYoの『原神』は、2023年4月に世界で3番目に高い収益を記録したモバイルゲームとなりました。『原神』の収益の49.4%が中国のiOS市場からのもので、日本からは20.3%、アメリカからは8.4%を占めました。2023年4月12日に、新しいマップ、イベント、新しいキャラクターのカーヴェと白朮(ビャクジュツ)が導入されたバージョン3.6がリリースされ、その後3日間は中国のiPhoneゲーム売上ランキングで首位を維持しました。
ランキング4位はKingの『Candy Crush Saga』、5位は『Roblox』のそれぞれが上位を占めました。
2023年4月の世界のモバイルゲーム市場では、App StoreとGoogle Playを通じて推定63億ドルの消費があり、前月比で2.9%減少となりました。アメリカは依然として全世界モバイルゲーム収益が最も高い市場で、全世界収益の29.3%に相当する18億ドル以上を記録、中国のiOS市場の収益が19.1%で2位、次いで日本市場の16.3%でした。
miHoYoの『崩壊:スターレイル』が4月26日にリリースされ、ランキングで10位にランクインしました。収益の45.4%は中国市場から、次いで日本が19.8%、アメリカが13.7%を占めています。
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