Dislyteがリリース1ヵ月で400万ドル以上の収益を日本で記録、韓国と台湾市場でも好調で3大市場での収益シェアは80％に

非IPモバイルゲームながら大型プロモーションを展開して好スタートを決めたDislyte

『Dislyte－神世代ネオンシティ－』（Farlight Games）は、「近未来都市×神話RPG」のサブタイトルを持つ新作のモバイルRPG。ターン制のゲームシステムで、未来都市「ジョレイト」を舞台に、神の力に目覚めた異能者と呼ばれる者たちが世界の危機を救うべく戦いに挑みます。ハイクオリティーな3Dモデリングのキャラクターやバトルアニメーションに加え、近未来感のある音楽や豪華声優も本作の特徴です。

Sensor Towerのストアインテリジェンスのデータによると、2023年3月29日のリリースから約1ヵ月間で日本において400万ドル以上の収益を記録しています。デバイス別のシェアは、iOSが78％、Androidが22％となっています。

日本のApp Storeにおけるトップ収益ランキングでも好調であることがわかります。Sensor Towerのデータによると、同ランキングではリリース当日に51位スタートし、その後徐々に順位を上げていき、2023年4月11日には12位となりました。

後述する韓国と台湾の市場ではTop20位圏内で推移をしており、2023年4月11日にはこの2つの市場で1位を獲得しています。

『Dislyte－神世代ネオンシティ－』は非IPタイトルで、この時点では有名IPとのコラボも実施していません。その一方で、日本でのリリースに合わせていくつかのプロモーションを実施しています。

具体的には、リリース当日から女優の川口春奈を起用したTVCMを放映、リリース記念として東京・渋谷、新宿エリアで巨大広告を展開、100万円相当の純金製「Real Gold Record」が当たるキャンペーンなどを展開しました。本作のゲーム性が日本のユーザーに受け入れられたことに加え、一連の大型プロモーションが功を奏して好スタートにつながったと思われます。また、『Dislyte－神世代ネオンシティ－』の日本の公式ツイッターフォロワーも8万人を超えており（2023年4月30日時点）、その人気ぶりもわかります。

日本に加え、韓国と台湾のアジア市場で支持され、スクワッドRPGの収益成長量でも好成績を記録

アメリカやヨーロッパでは2022年5月にリリースされた『Dislyte－神世代ネオンシティ－』は、日本に加え、韓国、台湾などでは2023年3月29日にリリースされました。Sensor Towerのデータによると、市場別の収益シェア（2023年3月29日～4月30日）では、日本は韓国に次ぐ2位の市場となっています。

Sensor Towerのデータによると、同期間において韓国では700万ドル以上、台湾でも240万ドル以上の収益を達成しており、日本のみならずアジア市場で受け入れられていることがわかります。同期間における各市場の収益シェアは、韓国が42％、日本が24％、台湾が14％となっており、この3市場で全体の80％のシェアを占めています。

『Dislyte－神世代ネオンシティ－』はスクワッドRPGですが、同ジャンルにおいても本作の勢いが確認できます。Sensor Towerのデータによると、2023年3月29日～4月18日の日本におけるスクワッドRPGの収益成長量では2位となっています。

2位以下との収益成長量の差は大きく、3位の『機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE』（Bandai Namco Entertainment）と『Dislyte－神世代ネオンシティ－』では3倍の差があり、好調な滑り出しを確認できます。

前述したプロモーションに加えて、『Dislyte－神世代ネオンシティ－』は広告出稿も積極的に展開しています。Sensor Towerの広告インテリジェンスのデータによると、日本の2023年4月のYouTubeにおけるSoV（シェア・オブ・ボイス）で2位以下を大きく引き離して1位となっています。これもリリース直後からの好スタートの一因と推測できます。

また、Sensor Towerのデータによると、韓国市場および台湾市場においては、2023年3月29日～4月18日のスクワッドRPGの収益成長量で2位以下を大きく引き離して1位となっています。今後の展開によっては、日本、韓国、台湾の市場においてスクワッドRPGのランキングにも大きなインパクトが出てくる可能性があります。

Sensor Towerのストアインテリジェンスのユーザーは、過去のパフォーマンス指標に加えて、アプリ収益とアプリダウンロード数の推定値を見ることができます。本レポートのSensor Towerの収益予測は、App StoreおよびGoogle Playからのもので、ユーザー総消費額を表しています。

また、データにはサードパーティのAndroidマーケットデータは含まれておらず、App StoreもしくはGoogle Playアカウントの初回ダウンロードのみ集計しています。同じアカウントが他のデバイス、もしくは同じデバイスで行った重複ダウンロードは集計に含まれていません。ダウンロードデータは同じアプリの異なるバージョンもまとめて集計しています（例：FacebookとFacebook Lite）。

Sensor Towerのストアインテリジェンスで上記ゲームタイトルの過去のデータを検索しましょう！「ミーティングを希望」ボタンから弊社スタッフとのお打ち合わせの設定が可能です。 :

https://sensortower.com/ja/demo

Sensor Towerの紹介

2013年にサンフランシスコで設立されたSensor Towerは、Twitter、Unity、Tencent、HBOなどのグローバルデジタル企業から信頼されている、データや分析環境を提供する企業です。モバイル市場のトレンド把握に役立つストアインテリジェンス、広告戦略の最適化に活用いただける広告インテリジェンスなど、デジタル分析プラットフォームとしてモバイルのあらゆる場面で質の高いインサイトと先進のカスタマーサポートを提供しています。

日本オフィスは2021年春より本格的に始動したばかりですが、パートナー企業様が急増しております。弊社スタッフも増員しながらお客様のサポートを強化していく所存です。

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