Mobile App Insights · Web Insights · Hideyuki Tsuji · June 2026
新作クロスプラットフォームタイトルNTEは日本が最大の市場、iPadで20日間DLトップ
2026年4月にリリースされたクロスプラットフォームゲーム『NTE: Neverness to Everness』。リリースから1ヵ月が経ち、モバイル版収益では日本が世界最大の市場となっています。日本におけるiPadゲームダウンロード数ランキングでは、ほぼ20日間トップをキープするなど、圧倒的な支持がデータから確認できます。
日本はNTEの世界最大の市場で高RPD、非IPながらDL数の初速も好調
今年のゴールデンウィークに正式リリースされた『NTE: Neverness to Everness』(Perfect World)は、オープンワールドアドベンチャーです。モバイル版の他に、PC版およびPlayStation 5版がリリースされているクロスプラットフォームタイトルでもあります。
同作は世界展開されていますが、この中でも日本市場が際立っています。Sensor Towerのデータによると、リリースから1ヵ月間(2026年4月29日から2026年5月28日まで)のモバイル版『NTE: Neverness to Everness』の市場別ダウンロード数シェアでは、アメリカがトップで14%、2位が中国で13%となっており、日本は3位です(10%)。
ですが、同期間のモバイル版収益シェアでは、日本が30%以上を占めてトップとなっています。この日本の収益シェアは、2位の中国と比較しても10%程度高くなっており、高いRPDと共に日本のモバイルゲーマーからの高い支持が確認できます。
同作はPlayStation版でも高い人気が確認できます。Video Game Insightsのデータによると、2026年4月29日から2026年5月28日までの世界における同作のダウンロード数は、トップの『EA SPORTS FC™ 26』に続く2位となっており、F2Pタイトルとしてはトップです。
モバイル版『NTE: Neverness to Everness』の初月の勢いはどの程度でしょうか。Sensor Towerのデータによると、過去1年間(2025年6月から2026年5月まで)のモバイルオープンワールドアドベンチャータイトルのダウンロード成長量で、同作は2位となっています。
ダウンロード数成長量1位の『アークナイツ:エンドフィールド』(Hypergryph)と3位の『七つの大罪:Origin』(Netmarble)も2026年にリリースされた新作モバイルゲームですが、この2つのはIPタイトルです。一方で、『NTE: Neverness to Everness』は非IPタイトルであることを考えると、日本での初速はかなりいいスタートと言えます。また、同期間のモバイルオープンアドベンチャータイトルの収益成長量においても、同作は3位となっています。
実際、日本における各ストアのモバイル版ダウンロード数ランキングを見ると、その際立ったパフォーマンスがデータからわかります。Sensor Towerのデータによると、リリース1ヵ月間のiPhone、iPad、Androidのダウンロード数ランキングでトップ10圏内を維持しています。
特にiPadにおいては、20日間トップとなっており、大画面で同作をプレイする日本のゲーマーから高い支持が続いていることがわかります。
DL数を支える広告展開はYouTubeとインスタがメインチャネル
『NTE: Neverness to Everness』初月の好調なダウンロードは、広告によって支えられています。Pathmaticsのデータによると、2026年4月29日から2026年5月28日までの日本におけるVideo Game Publisherカテゴリの広告インプレッションランキングにおいて、Perfect World Gamesが15億以上のインプレッションでトップとなっています。
Perfect World Gamesにおける『NTE: Neverness to Everness』のチャネル別インプレッションシェアを見ると、YouTubeとInstagramが広告のメインチャネルであることがわかります。この2つのチャネルで同作のインプレッションの60%以上、TikTokを合わせると80%に達しており、これら3つのチャネルに重点を置いています。
日本における同作の注目度の高さは、ウェブ訪問者数シェアからもわかります。Web Insightsのデータによると、2026年4月29日から2026年5月28日までの同社公式サイト(https://www.perfectworld.com/)への市場別訪問者数シェアで、日本が約20%を占めてトップとなっています。また、日本からのアクセスとデバイス別に見ると、デスクトップウェブが80%以上を占めています。
Sensor Towerで集計された収益に関するデータは、App StoreおよびGoogle Playにおける収益のIAP推定値であり、広告収入、サードパーティのAndroidマーケットにおける収益およびパブリッシャー公式サイトなどの決済システムにおける直接収入は含まれていません。特に純利益とのことわりがない限り、データはいずれも収益総額(プラットフォームシェアリング部分の控除前)を示しています。 また、ダウンロード数データにはサードパーティのAndroidマーケットデータは含まれておらず、App StoreもしくはGoogle Playアカウントの初回ダウンロードのみ集計しています。同じアカウントが他のデバイス、もしくは同じデバイスで行った重複ダウンロードは集計に含まれていません。ダウンロード数データは同じアプリの異なるバージョンもまとめて集計しています(例:FacebookとFacebook Lite)。なお、Google Playは中国本土では利用できません。
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Sensor Towerの紹介
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