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Mobile App Insights · Hideyuki Tsuji · April 2026

WBC独占配信のネトフリはオーストラリア戦とベネズエラ戦で8万/日以上のDL、WBC公式サイトと侍ジャパン公式サイトは3月8日に200万以上の訪問者数を記録

2026年3月に行われたWBC(ワールドベースボールクラシック)は、Netflixでの独占配信となりました。この効果はデータでも確認でき、日本 vs オーストラリア戦が行われた2026年3月8日と日本 vs ベネズエラ戦が行われた3月14日のダウンロード数が、それぞれ8万/日以上に上昇しました。また、2026年2月にリリースされた『NPB+』のダウンロード数もWBCに合わせて上昇が確認できます。

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オーストラリア戦とベネズエラ戦で8万/日以上のDL数を記録したNetflix

2026年3月5日から17日にかけて行われたWBC2026。日本では今大会はTV地上波での放映はなく、初の全試合『Netflix』の独占配信という面でも大きな話題となりました。日本は惜しくも準々決勝でベネズエラに敗れて6大会連続のベスト4進出を逃しましたが、熱戦の様子をNetflixアプリを通じてモバイルフォンやタブレットでご覧になった方も多いと思います。

Sensor Towerのデータによると、日本における『Netflix』のダウンロード数推移を見ると、オーストラリア戦の前日および当日(2026年3月7日、8日)と、ベネズエラ戦の3月14日に大きく伸びていることがわかります。

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この3日間だけを見ると、日別平均ダウンロード数は8.5万以上となっており、日本の野球ファンのWBC2026への注目度の高さがわかります。『Netflix』はWBC2026開催に合わせて「ワールドベースボールクラシック応援キャンペーン」を2026年2月19日から実施しました。WBC2026の観戦のみならず、映画、ドラマ、アニメなどすべてのコンテンツを44%割引となる初月498円で楽しめるキャンペーンで、この効果も大きかったのだと推察できます。

実際、『Netflix』はダウンロード成長量においても際立っています。Sensor Towerのデータによると、2026年2月18日から3月17日までの日本におけるOTT StreamingアプリのDL数成長量(PoP)で、同アプリは100万以上の成長量を記録して圧倒的な存在を見せています。

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『Netflix』では、WBC2026の試合に加え、過去大会ダイジェストや2026年大会の見どころを紹介するオリジナルドキュメンタリーシリーズ 「DIAMOND TRUTH ワールドベースボールクラシックの真実」の配信を2026年2月19日から開始して、試合前から視聴者を取り込みました。

NPB+はTVCM放映後に6万/日ダウンロードを記録、WBC公式サイトと侍ジャパン公式サイトは3月8日に200万以上の訪問者数

『Netflix』はSensor Tower上で「App IQ:OTT Streaming」アプリに属していますが、スポーツカテゴリーで見た場合はどうでしょうか。Sensor Towerのデータによると、2026年2月18日から3月17日までの日本におけるスポーツカテゴリーアプリのダウンロード成長量では、『NPB+』(NPB Enterprise,Inc.)が2位のアプリに2倍近い差をつけてトップとなりました。

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2026年2月26日(木)より正式サービスが開始された『NPB+』は、NPB公認の信頼性、ソニーのグループ会社であるHawk-Eye Innovations(ホークアイ)のトラッキングデータ、コナミデジタルエンタテインメントのアプリ開発・運営におけるノウハウを結集し、プロ野球ファンに新しい観戦スタイルを提供する野球速報アプリです。WBC2026開催に合わせて同アプリに「侍ジャパンモード」を新搭載し、全47試合のデータを配信しました。

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2026年2月27日からは元プロ野球選手の杉谷拳士を起用したTVCMも展開しました。このTVCM効果はデータにも現れており、放映開始翌日の2月28日には6万ダウンロード/日を記録しています。この日はWBC練習試合侍ジャパンシリーズの開催日でもあり、同アプリで一球速報をご覧になった方も多いと思います。

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また、WBC2026に合わせて、「WBC公式日本語サイト」と「野球日本代表 侍ジャパン公式サイト」の訪問者数も大きな伸びが確認できます。Sensor Towerのデータによると、日本における2026年2月18日から3月17日までの両サイトの日別訪問者数推移を見ると、3月8日のオーストラリア戦でピークを迎え、いずれのサイトでも200万以上の訪問者数を記録しました。

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Sensor TowerのApp Performance Insightsのユーザーは、過去のパフォーマンス指標に加えて、アプリ収益とアプリダウンロード数の推定値を見ることができます。本レポートのSensor Towerの収益予測はApp StoreおよびGoogle Playからのもので、ユーザー総消費額を表しています。

Sensor Towerで集計された収益に関するデータは、App StoreおよびGoogle Playにおける収益のIAP推定値であり、広告収入、サードパーティのAndroidマーケットにおける収益およびパブリッシャー公式サイトなどの決済システムにおける直接収入は含まれていません。特に純利益とのことわりがない限り、データはいずれも収益総額(プラットフォームシェアリング部分の控除前)を示しています。 また、ダウンロード数データにはサードパーティのAndroidマーケットデータは含まれておらず、App StoreもしくはGoogle Playアカウントの初回ダウンロードのみ集計しています。同じアカウントが他のデバイス、もしくは同じデバイスで行った重複ダウンロードは集計に含まれていません。ダウンロード数データは同じアプリの異なるバージョンもまとめて集計しています(例:FacebookとFacebook Lite)。なお、Google Playは中国本土では利用できません。

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Hideyuki Tsuji

Written by: Hideyuki Tsuji, Insights Strategist - Japan

Date: April 2026