当社はVideo Game Insights(VGI)を買収しました。
Epic Gamesのフォートナイト(Fortnite)が最初に普及した後に、世界トップのモバイルシューティングゲームでもシーズンパスの収益が一般化し、このやり方はますます普及していきました。2021年全世界最高売上タイトルの半数が、マネタイズの仕組みにシーズンパスを実装しており、Tencentの『PUBG Mobile』と『王者栄耀(Honor of Kings)』、miHoYoの『原神』などが含まれます。
シーズンパスを導入した上位タイトルの大半はミッドコアゲームですが、Kingの『キャンディークラッシュサガ(Candy Crush Saga)』、Playrixの『ホームスケイプ(Homescapes)』と『ガーデンスケイプ(Gardenscapes)』などのカジュアルなタイトルにも導入され始めています。
マネタイズ方法を活用したゲームを分析すると、Sensor Towerのデータでは、広告除去が最も人気のあるマネタイズ方であることがわかりました。これは、カジュアルゲームは他のジャンルよりも広告に多く依存するため、カジュアルゲームの90%が広告除去を利用しています。
NFTとCryptoの市場は、App StoreとGoogle Playにおいて、他のマネタイズ方と比較して占める割合が少ないですが、現在ミッドコアからカジュアルまで様々なジャンルでこの方法を活用されていることがわかりました。これは、現在最も収益を見込めるユーザーを探すための初期実験段階にあることを示しています。
モバイルにおけるNFTとCrypto市場は新しく、新しいタイトルだけでなく従来のタイトルにも幅広く適用されています。ブロックチェーン技術を利用したゲームの中で最も多くダウンロードされた上位10位タイトルのうち、5タイトルが2021年にリリースされ、WolfFunの『Thetan Arena』が1位となっています。Animoca Brandsの『防衛ヒーロー物語(Crazy Defense Heroes)』などのタイトルは、NFTを実験的に導入しています。
NFTとCryptoベースのタイトルのうち、Wemadeの『ミル4(MIR4)』と『防衛ヒーロー物語(Crazy Defense Heroes)』が様々なオプションを提供するなど複数のマネタイズ方法を実験していますが、その他にはほとんどありません。
Sensor Towerの新しいマネタイズに関する詳細、およびトップタイトルがどのようなマネタイズ方法を行なっているかについてのケーススタディを詳しく分析したい場合は、以下よりレポートをダウンロードしてください。