日本で2021年2月にリリースされた『ブルーアーカイブ』(Yostar)は、「学園✕青春✕物語RPG」と謳われるモバイルスクワッドRPGです。本作では、プレイヤーは学園都市「キヴォトス」の先生となって、個性豊かで魅力的な生徒たちと共に絆を深めながら問題を解決していくというストーリーとなっています。
Sensor Towerのストアインテリジェンスのデータによると、『ブルーアーカイブ』のリリースから2023年1月までの世界における累計収益は2.4億ドル以上となっています。なお、同作は日本では2021年2月にリリースされましたが、日本以外の市場へのリリースは2021年11月です。
Sensor Towerのデータによると、同期間における日本の収益シェアは圧倒的で、全体の75%を占めています。収益シェアの2位は韓国で12.5%、3位がアメリカの6.2%と続きます。ダウンロード数では、日本が1位、韓国が2位なのは同様で、3位はタイ、4位はインドネシアでアメリカは5位となっており、世界で550万以上のダウンロードを記録しています。
Sensor Towerのデータによると、同作のパブリッシャーであるYostarの日本市場における収益シェアを見ると、『ブルーアーカイブは』約30%で2位となっています。1位は『アークナイツ』で約36%です。
上記のグラフから、Yostarはなにか1つのモバイルゲームが突出して収益を上げているわけではなく、日本市場で展開中の4つのタイトルがバランスよく収益を上げていることがわかります。また、各ゲームのジャンルも『アークナイツ』がタワーディフェンス、『アズールレーン』がシューティング、『雀魂』が麻雀といずれも異なるジャンルであることも特徴の1つです。
『ブルーアーカイブ』の2周年を記念して、各種イベントやキャンペーンがスタートしています。ゲーム内では、2023年1月24日のメンテナンス後から新たな生徒「ミカ」をピックアップした「君は無邪気な夜の希望」を1月31日まで実施、その後も新たな生徒「メグ」と『カンナ』をピックアップした「義勇は温泉のように熱く!」と「正義は珈琲のように甘く」が2月10日まで実施されました。
また、オフラインでのイベントも積極的に展開しており、2023年1月22日には東京・秋葉原で『ブルアカふぇす!』を実施、パネル展示やフォトスポットなどに加え、ステージプログラムも盛況でした。
各種イベントの好調で、ランキングも上昇しました。Sensor Towerのデータによると、日本のApp Storeにおけるトップ収益ランキングでは、2023年1月24日に1位となりました。その後も、1月末まではTop10圏内をキープしました。この成果は収益でも確認できます。2023年1月の日本における『ブルーアーカイブ』の収益は過去最高を記録し、前年同月比2.7倍以上となりました。
2023年2月に入ってからも、「第73回さっぽろ雪まつり」への出展や秋葉原の各店舗との協力で実施されるデジタルスタンプイベントを実施するなど、今後のさらなるファン獲得に繋がる活動を積極的に展開しています。
Sensor Towerのストアインテリジェンスのユーザーは、過去のパフォーマンス指標に加えて、アプリ収益とアプリダウンロード数の推定値を見ることができます。本レポートのSensor Towerの収益予測は、App StoreおよびGoogle Playからのもので、ユーザー総消費額を表しています。
また、データにはサードパーティのAndroidマーケットデータは含まれておらず、App StoreもしくはGoogle Playアカウントの初回ダウンロードのみ集計しています。同じアカウントが他のデバイス、もしくは同じデバイスで行った重複ダウンロードは集計に含まれていません。ダウンロードデータは同じアプリの異なるバージョンもまとめて集計しています(例:FacebookとFacebook Lite)。
Sensor Towerのストアインテリジェンスで上記ゲームタイトルの過去のデータを検索しましょう!REQUEST DEMOボタンからデモのリクエストが可能です。 : https://sensortower.com/ja/product/store-intelligence
Sensor Tower - モバイル市場の羅針盤
メディアに関するお問い合わせ:press-apac@sensortower.com
ビジネスに関するお問い合わせ:sales@sensortower.com
ブログ・レポートの更新情報はSensor Tower Japanツイッターで:@SensorTower_JP
※コンテンツを共有する場合は、「Sensor Tower」と出典を明記してください。