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「物価高」「値上げ」などのワードが報道で目についた2025年。日常の買い物をちょっとでもお得にするために、工夫をされている方も多いと思います。こうしたニーズに応じたアプリが日本でも多数リリースされています。※Sensor Tower上では、クーポンやポイント管理アプリを「App IQ:Coupons & Rebates」として分類しており、本稿では同分類のアプリを対象とします。
Sensor Towerのデータによると、2025年1月から11月までの日本におけるCoupons & Rebatesアプリのダウンロード数では、『Coke ON』(Coca-Cola)が400万以上を記録してトップとなりました。

『Coke ON』は同社の自動販売機用アプリで、対応自販機でのドリンク購入時にポイントが付与され、15ポイントでドリンクが1本無料のチケットがもらえるサービスです。キャッシュレス決済にも対応しており、手元に小銭を用意しなくてもすぐにドリンクを購入できます。
2025年の夏は記録的な暑さが各地で続き、40℃になる日もありました。こうした気候のインパクトが『Coke ON』のダウンロード数からも確認できます。Sensor Towerのデータによると、2025年1月から11月までの日本で人気のCoupons & Rebatesアプリのダウンロード数推移を見ると、『Coke ON』は7月から上昇が確認でき、8月には70万ダウンロードを単月で記録しました。

また、『MUJI アプリ』(Ryohin Keikaku)は、無印良品での買い物でポイントが付与されたり、メンバー優待クーポンなどが配布されるアプリですが、3月と10月に大きな伸びが確認できます。これはこの時期に行われた「無印良品週間」のインパクトだと思われます。同期間にはメンバーを対象に10%オフで商品が購入できます。これに合わせて『MUJI アプリ』をダウンロードして、お得に買い物をされた方も多いと思います。
Coupons & Rebatesアプリダウンロード数2位の『レシチャレ by クラシル(旧クラシルリワード)』(dely)は、ユニークな機能を持つアプリです。具体的には、特売情報のチラシをアプリで確認し、目的地まで移動、買い物後にレシートを受け取ってアプリから送信のすべてのフェーズでポイント(コイン)が付与されます。たまったコインはデジタルギフトや他社ポイントへ交換でき、それらでお買い物が楽しめるようになっています。

こうしたオールインワン型の仕様が支持され、ダウンロード数トップの『Coke ON』に迫っています。
MAUの指標ではどのクーポン・ポイントアプリが人気でしょうか。Sensor Towerのデータによると、2025年1月から11月までの日本におけるCoupons & RebatesアプリのMAUでは、『dポイントクラブ』(NTTドコモ)が2位の『Coke ON』に1.5倍以上の差をつけてトップとなりました。

『dポイントクラブ』は、モバイルキャリア「NTTドコモ」の公式ポイントアプリで、2014年にリリースされました。会員数は1億人を突破しており、対応している店舗もコンビニ・スーパーマーケット、ドラッグストア、百貨店、AmazonなどのECサイトなどかなり広い範囲をカバーしています。
使用できる店舗が幅広い分、MAUが増加するのは当然と言えますが、無印良品でのみ使用できる『MUJI アプリ』がMAUランキングで5位にランクインしているのは特筆できます。同アプリは買い物時のほかにも、店舗へのチェックインや資源循環活動への参加でもポイント付与されるようになっており、同アプリの利用促進をしています。
Coupons & Rebatesアプリのダウンロード数トップ5のユーザー分布でも特色が見られます。Sensor Towerのデータによると、2025年第3四半期(App Store)のユーザー分布では、『MUJI アプリ』が女性比率が最も高く、65%以上となっています。

平均年齢では、『dポイントクラブ』が42歳で最も高く、年齢層分布で見ても55歳以上の層が27%と他と比較しても9%~15%高いことがわかります。また、『クラシルリワード』と『おじポ』は年齢層に大きな偏りはなく、男女比もほぼ5:5で広い世代で利用されていることがわかります。
Sensor TowerのApp Performance Insightsのユーザーは、過去のパフォーマンス指標に加えて、アプリ収益とアプリダウンロード数の推定値を見ることができます。本レポートのSensor Towerの収益予測はApp StoreおよびGoogle Playからのもので、ユーザー総消費額を表しています。
また、データにはサードパーティのAndroidマーケットデータは含まれておらず、App StoreもしくはGoogle Playアカウントの初回ダウンロードのみ集計しています。同じアカウントが他のデバイス、もしくは同じデバイスで行った重複ダウンロードは集計に含まれていません。ダウンロードデータは同じアプリの異なるバージョンもまとめて集計しています(例:FacebookとFacebook Lite)。なお、Google Playは中国本土では利用できません。
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Sensor Towerの紹介
2013年にサンフランシスコで設立されたSensor Towerは、P&G、Tencent、HBOなどのグローバルデジタル企業から信頼されている、データや分析環境を提供する企業です。モバイル市場のトレンド把握に役立つApp Performance Insights、広告戦略の最適化に活用いただけるApp Advertising Insightsなど、デジタル分析プラットフォームとしてモバイルのあらゆる場面で質の高いインサイトと先進のカスタマーサポートを提供しています。
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