『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』(バンダイナムコエンターテインメント)は、2015年1月にAndroid版、2015年2月にiOS版が日本でリリースされ(アメリカでは2015年7月リリース)、2022年に7周年を迎えました。
ドラゴンボールの世界を追体験できる本作は、アニメを再現した「物語イベント」や強敵が登場する「超激戦」「天下一武道会」を始め、原作のストーリーが忠実に再現されており、ボイス付きの名シーン演出も見どころの1つです。タイトルは『ドラゴンボールZ』ですが、『ドラゴンボール』やアニメ版『ドラゴンボール超』に加えて、劇場版のキャラクターたちもゲーム内に登場します。
Sensor Towerのストアインテリジェンスのデータによると、『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』のリリース(2015年1月)から2022年7月までの世界における累積収益は35億ドル以上、総ダウンロード数は7,600万を突破しています。
このうち、日本市場での収益は全体の57%、ダウンロード数は全体の16.4%を占めています。日本の次に大きい市場はアメリカで、収益は全体の25.2%、ダウンロード数は全体の15.1%となっています。
バンダイナムコエンターテインメントでは、ドラゴンボールをテーマにしたもう1つのモバイルゲーム『ドラゴンボール レジェンズ』もリリースしています。2018年5月にリリースされた同作はアクションバトルゲームで、世界のプレイヤーたちと対戦ができます。
Sensor Towerのデータによると、『ドラゴンボール レジェンズ』の世界におけるリリースから2022年7月までの総収益は9億3,000万ドル以上、総ダウンロード数は5,100万以上となっており、本作も人気タイトルであることがわかります。このうち、日本での収益は全体の40.5%、ダウンロード数は全体の9.4%を占めています。
『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』と『ドラゴンボール レジェンズ』の世界における2022年上半期の総収益は、Sensor Towerのデータによると3億5,000万ドル以上を記録しています。
これら2つのドラゴンボールタイトルは、バンダイナムコエンターテインメントの世界における2022年上半期のモバイルゲーム総収益の約45%に相当し、大きな収益の柱となっていることがわかります。
『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』の収益傾向を詳しく見てみると、2月、7月、9月に大きな山があります。2月は周年イベントが行われ、これが大きなインパクトになっています。
一方、7月は「七夕ドッカンフェス」の影響です。例年「七夕ドッカンフェス」では、その年に実装された周年記念限定のLRキャラクターの復刻が行われます。周年記念限定LRキャラクターは復刻されることが少なく、入手方法が限られていることから収益に大きなインパクトとなって現れていることがわかります。また、9月は異なる2つドッカンフェスが同時に「Wドッカンフェス」の効果だと思われます。
Sensor Towerのストアインテリジェンスのユーザーは、過去のパフォーマンス指標に加えて、アプリ収益とアプリダウンロード数の推定値を見ることができます。本レポートのSensor Towerの収益予測は、App StoreおよびGoogle Playからのもので、ユーザー総消費額を表しています。
また、データにはサードパーティのAndroidマーケットデータは含まれておらず、App StoreもしくはGoogle Playアカウントの初回ダウンロードのみ集計しています。同じアカウントが他のデバイス、もしくは同じデバイスで行った重複ダウンロードは集計に含まれていません。ダウンロードデータは同じアプリの異なるバージョンもまとめて集計しています(例:FacebookとFacebook Lite)。
Sensor Towerのストアインテリジェンスで上記ゲームタイトルの過去のデータを検索しましょう!REQUEST DEMOボタンからデモのリクエストが可能です。 : https://sensortower.com/ja/product/store-intelligence
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