2022年7月に7周年を迎えたモバイルRPG『Fate/Grand Order』(Aniplex)。ゲーム内イベント「7周年10大キャンペーン」のみならず、オフラインイベント「FGO Fes. 2022 ~7th Anniversary~」も行われ、ランキングや収益に大きなインパクトが確認できます。
Sensor Towerのストアインテリジェンスのデータによると、同作は30以上の市場でリリースされており、2022年8月までに1,800万以上ダウンロードされています。市場別のデータで見ると(2015年7月から2022年8月)、ダウンロード数では全体の46%が日本で、2位が中国の23%、3位がアメリカの10.8%です。
また、全体収益で見ると約80%が日本によるもので、2位が中国の8.5%、3位がアメリカの5.6%です。リリースから2022年8月までの『Fate/Grand Order』の総収益は、63億ドルを突破しています。
同作は例年8月に周年イベントが行われ、大きく収益が伸びる傾向にあります。日本のApp Store Top Grossingランキングの推移を見ても、2022年8月の好調傾向が確認できます。8月の1ヵ月間はTop5圏内(24日間はTop3圏内)をキープし続け、このうちトップが15日間にもおよびます。
2022年8月に行われた周年イベントでは、期間限定サーヴァントの登場、「FGO 7th Anniversary★5概念礼装チケット」プレゼントなどが行われました。また、8月10日からは日ごとにメインクエストとフリークエストが開放されていく「アークティック・サマーワールド! ~カルデア真夏の魔園観光~」イベントを8月31日までの期間限定でスタートさせました。
こうした一連のイベントを受けて、収益に大きなインパクトをもたらしています。Sensor Towerのデータによると、2022年8月の世界における収益成長量で2位を記録しています。
また、2022年8月の日本における収益成長量では、2位(Tower of Fantasy)と2倍以上の差をつけてトップとなっています。
Sensor Towerのデータによると、『Fate/Grand Order』の過去12ヵ月の世界市場における収益ランキング推移でも、8月に大きくランクアップしていることがわかります。2022年8月においては5位のポジションとなっており、日本発のモバイルゲームとしては最上位です。なお、2022年8月の世界における収益Top3は1位が『王者荣耀』、2位が『PUBG MOBILE』、3位が『原神』となっています。
Sensor Towerのストアインテリジェンスのユーザーは、過去のパフォーマンス指標に加えて、アプリ収益とアプリダウンロード数の推定値を見ることができます。本レポートのSensor Towerの収益予測は、App StoreおよびGoogle Playからのもので、ユーザー総消費額を表しています。
また、データにはサードパーティのAndroidマーケットデータは含まれておらず、App StoreもしくはGoogle Playアカウントの初回ダウンロードのみ集計しています。同じアカウントが他のデバイス、もしくは同じデバイスで行った重複ダウンロードは集計に含まれていません。ダウンロードデータは同じアプリの異なるバージョンもまとめて集計しています(例:FacebookとFacebook Lite)。
Sensor Towerのストアインテリジェンスで上記ゲームタイトルの過去のデータを検索しましょう!REQUEST DEMOボタンからデモのリクエストが可能です。 : https://sensortower.com/ja/product/store-intelligence
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