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SENSOR TOWER · GABE GOTTLIEB · JUNE 2022

データの世界が『西部劇』という認識の方は、ぜひこの記事をお読みになってみてください

増加するお客様からのニーズに対するSensor Towerのアプローチとデータコンプライアンス。

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2020年代はすでに誰も経験したことのない時代となり、関係者たちは目まぐるしく変化する混沌としたデータの世界に飲み込まれています。例えば2021年末のApp Annie, Inc.(現在はdata.aiに社名変更)とそのCEOの不正行為と証券詐欺に対するアメリカ証券取引委員会(SEC)の合意、またIDFAへのアプローチ方法に対するApple社の積極的な変化、そして新しいソーシャルメディアチャンネルの急速な成長など、驚くような出来事が数多く起こっています。この混沌とした世界でSensor Towerの顧客は、今後10年のデータスペースとその発展をナビゲートするためのガイドを求め続けてきました。データ業界は急速に発展し続けるだろうと予想されますが、データは私たちの経済にもたらす大きな可能性に匹敵するように、今後も成長し続けると信じています。このブログはSensor Towerのデータスペースに対する明るい未来についての見識を要約したシリーズの最初の記事になります。

現代の成功しているすべての企業にとって、データは合理的な意思決定の中心であり、デジタルとモバイルを応用することによってデータの可用性と適用性を大幅に高めるられることを十分に理解しています。現在は利用可能なデータ量がゼタバイトで測定される時代です。このようにデータが爆発的に増加している中では、ダウンストリームはユーザーに良い影響を与えます。そのため企業はデータを哲学的に捉え、使用方法を決定し、定義することが強く求められます。

データは『西部劇』だという話を度々耳にしますが、Sensor Towerはその反対であると信じています。もしデータが『西部劇』という認識の方は考えを変えてみてはいかがでしょうか。確かに現在でもコンプライアンスや信頼性の高いデータ慣行を無視している企業もあるかもしれませんが、こうした企業はますます例外になりつつあります。Sensor Towerのお客様はデータ、SaaS、デジタルおよびモバイル経済が交差するSensor Towerだけが持つ強みを活用することにより、信頼性やインサイトのみならず、適用される法律や規制を遵守しているため、信頼できるデータソースに対して慎重かつ計画的に取り組むことができます。

実際に数多くのデータが徐々に確認・追跡・分析されていく中、企業によるデータ使用の用途は、データプロバイダーとそのユーザーの責任維持を担う米国連邦取引委員会(FTC)、SEC、そして国のデータ保護当局といった規制当局の主な焦点となっています。Sensor Towerのインテリジェンス製品は、これら機関の法律および規制に準拠しているかどうかを定期的かつ徹底的に検証しているため、お客様は安心してご利用いただけます。

このブログで取り上げるようにSensor Towerは、お客様と多様なアプリとデジタル経済に対する責任について、常日頃から真剣に向き合ってきました。特に創立時のSensor Towerの主なテーマはプライバシー保護とセキュリティでした。GDPRやその他の最近の個人情報保護法案が施行されるずいぶん前から、Sensor Towerチームはプライバシー保護を中心としたアプローチでパネルアプリを慎重に構築してきましたが、それは今も変わりません。またSensor Towerはパネルアプリを開発する際にさらなる予防措置を講じ、個人データの潜在的なリスクが最小限に抑えられるよう着実に努力を続けてきました。

デジタル広告戦略を最適化する多国籍消費財企業であれ、競合他社をベンチマークした最新タイトルのモバイルゲームの開発者であれ、またモバイルアプリのリリース決定を評価するフォーチュン500の有名ブランドであれ、Sensor Towerのプラットフォームが、数百万ドルと数十億ドルの意志決定の中心であることを私たちは十分に理解しています。こうした責任感があるため、私たちはお客様のために正しく行動し、約束を確実に果たし続けることができるのです。

このブログを通して、皆様にデータに関する様々なコンテンツをお伝えできることをとても嬉しく思っております。このブログシリーズではSensor Towerが、いかにしてコンプライアンスを最優先に製品を構築し、また設計しているのかについて詳しくご説明いたします。プライバシー保護、データソーシング、非公開の重要情報(MNPI)、透明性、セキュリティなどへのアプローチにだけではなく、これらの基盤が今後どのようにデジタル進化の中心となり、明るい未来を築き、わたしたちと業界全体をどのように方向づけていくのかについても詳しくご紹介していきます。

Sensor Towerは9年前、二人のエンジニアによって設立されました。長持ちする物を作るという理念は、私たちの技術インフラだけでなく、会社を導く企業理念ともなっています。Sensor Towerは、マーケティングプログラムの企画から営業チームがお客様とどのように関わるかを考えるまで、すべての業務を確実に果たすために常日頃から努力しています。仕上げ前のダブルチェックは欠かしません。次回取り上げる「オルタナティブデータ時代におけるコンプライアンス」の記事では、データおよびコンプライアンスの権利を確保するためにSensor Towerがどのような絶え間ない努力をしているのかをご紹介いたします。


Sensor Towerのインテリジェンスプラットフォームについてもっと詳しく知りたい方はこちら


Gabe Gottlieb

Written by: Gabe Gottlieb , Chief Strategy Officer

Date: June 2022