世界各市場におけるeコマースの浸透に伴い、2022年世界のショッピングアプリダウンロード数は59億回に達し、2021年から7.1%増加しています。本レポートでは、ショッピングアプリの世界ダウンロード数の推移ならびに市場別人気ショッピングアプリおよびトップパブリッシャーの実績について詳細に分析しています。さらに詳しい情報については「続きを読む」をクリックして、レポート全文を無料ダウンロードしてください。
2022年世界のショッピングアプリダウンロード数は、前年比7.1%増の59億回で、そのうち65%がGoogle Playを通じてダウンロードされています。世界のショッピングアプリダウンロード数は2023年も増加が続き、65億回に達することが見込まれています。
2018年から2022年にかけて、ヨーロッパ市場ではショッピングアプリダウンロード数が増加を続けており、2020年は前年比27%増の13億回に達し、2022年は14億回を突破しています。インド市場では2021年にショッピングアプリダウンロード数が38%増の10億回と爆発的に増加し、2022年も35%増加して13.4億回に達しています。
2022年、東南アジアのショッピングアプリ「Shopee」のダウンロード数は2.5億回に迫り、「Amazon ショッピングアプリ」を再度上回って世界のショッピングアプリダウンロード数首位の座を守りました。中でもインドネシア、インド、ブラジルでは最も多くダウンロードされています。
ファストファッションの分野で国際展開するショッピングアプリ「SHEIN」は、2022年に日本で最も多くダウンロードされたショッピングアプリとなり、アメリカ、東南アジア、ラテンアメリカ等多くの海外市場での実績が際立っています。
2022年、YouTubeおよびAdmobが世界のショッピングアプリにとって主要な広告出稿プラットフォームとなりました。iOSデバイス用ショッピングアプリ広告の32%近くがYouTubeに出稿し、Androidデバイス用ショッピングアプリ広告の40%がAdmobに出稿しています。
モバイルゲームとは主流の広告形態が異なり、ショッピングアプリの広告形態は多岐にわたっています。2022年、YouTubeのiOSデバイス用ショッピングアプリ広告では、ビデオ広告およびバナー広告が中心となっています。AdomobのAndroidデバイス用ショッピングアプリでは、バナー広告のSoVが41%に達しています。