Sensor Towerのストアインテリジェンスデータによると、Scopelyの『Monopoly GO!』が2023年12月に全世界App StoreとGoogle Playで2億1,900万ドルの収益を記録し、初めて世界トップに立ちました。収益の77.2%はアメリカ市場から、3.4%はシンガポール市場から、そして2.7%はイギリス市場からのものでした。クリスマスを祝して、同作では「Santa's Sprint」や「Mistletoe Tournament」などのイベントを開催しました。12月24日にリリースされた「Santa's Sprint」は同作の単日収益を1,040万ドルにまで押し上げ、リリース以来最高の収益記録を更新しました。グローバル人気モバイルゲーム収益TOP 10の全体データは、上記のチャートをご参照ください。※上記のデータには、サードパーティのAndroidマーケットデータは含まれておりません。
Tencentの『Honor of Kingsは2億,300万ドルの収益を記録し、ランキング第2位となりました。12月8日、同作は「星元宝藏」イベントを開催して曜星伝説の雲鷹徹暁と3つの史詩スキン限定復刻を実施し、中国のiPhoneゲーム収益ランキングで15日間連続の首位を獲得しました。
Kraftonの『PUBG Mobile』(中国で同作に当たる『和平精英』との合算収益)は、1億8,300万ドルの収益でランキング3位になりました。収益の58.8%は中国のiOS市場からのもので、次いでアメリカ市場からが7.7%、インド市場からが6.8%となっています。12月22日、同ゲームは「The Flame God (炎氏战神)」と「Winter Surprise Gifts」の2つの新イベントを開催し、単日収益でピークを迎え、12月は2023年の収益で2番目に高い月となりました。
4位は『Roblox』、5位はDream Gamesの『Royal Match』のそれぞれが上位を占めました。
2023年12月の世界のモバイルゲーム市場では、App StoreとGoogle Playを通じて推定67億ドルの消費があり、前年比とほぼ同じ水準です。アメリカは依然として全世界モバイルゲーム収益が最も高い市場で、全世界収益の29.8%に相当する20億ドルを記録、中国のiOS市場の収益が18.2%で2位、次いで日本市場の15.2%でした。
miHoYoの2つのモバイルゲームは、12月に優れた成績を収めました。『原神』は12月20日に待望のバージョン4.3をリリースし、新キャラクターのナヴィアと新クエストを導入し、同日に中国iPhoneゲーム収益ランキングで首位を獲得しました。12月27日には『崩壊:スターレイル』がバージョン1.6をリリースし、新キャラクターのルアン・メェイなどの新キャラクターやコンテンツアップデートを追加し、12月の全世界モバイルゲーム収益ランキング・成長ランキングで再びトップ10入りを果たしました。
最近リリースされたTencentの『元梦之星』と Garena の『Black Clover M』は、リリース月で注目に値する成績を収めました。Tencentの開発経験と『Honor of Kings』とのコラボレーションにより、『元梦之星』はリリース当日に中国のiPhoneゲーム収益ランキングのトップ3にランクインしました。一方、Garenaは11月下旬に同名の漫画を原作としたモバイルゲーム『Black Clover M』をリリースし、美しいアートデザインと滑らかな戦闘システムにより、12月の収益成長ランキングで 8 位を獲得しました。
Sensor Towerのストアインテリジェンスで上記ゲームタイトルの過去のデータを検索しましょう! 以下のリンクの「ミーティングを希望」ボタンから弊社スタッフとのお打ち合わせの設定が可能です。 : https://sensortower.com/ja/demo
Sensor Tower - モバイル市場の羅針盤
メディアに関するお問い合わせ press-apac@sensortower.com
ビジネスに関するお問い合わせ sales@sensortower.com
ブログ・レポートの更新情報はSensor Tower Japanツイッターで:@SensorTower_JP
※コンテンツを共有する場合は、「Sensor Tower」と出典を明記してください。