Sensor Towerのストアインテリジェンスデータによると、Tencentの『Honor of Kings』が2023年3月の全世界App StoreとGoogle Playで2億1,500万ドルの収益を記録し、グローバルモバイルゲーム収益ランキング1位となりました。グローバル人気モバイルゲーム収益TOP 10の全体データは、上記のチャートをご参照ください。 ※上記のデータには、サードパーティのAndroidマーケットデータは含まれておりません。
Tencentの『PUBG Mobile』は、2023年3月のモバイルゲームとして世界で2番目に収益が高く、総収益は1億3,900万ドルとなりました(中国で同作に当たる『和平精英』との合算収益)。収益の65.6%は中国のiOS市場からのもので、次いでアメリカ市場からの収益が8.7%、サウジアラビアからの収益が2.8%となっています。また、3月17日には、このゲームの世界的な収益は最高額の645万ドルに達し、3月における最高収益日となりました。最新版のゲームには、「オアシスワールド」という新しいマップや「アドベンチャートレイン」などの重要なアップデートがありました。さらに、海外版ではブガッティのスキンや新しいシーズンパスが導入され、グローバルモバイルゲームの収益ランキングで2位に返り咲きました。
miHoYoの『原神』は、2023年3月にて世界で3番目に高い収益を記録したモバイルゲームとなりました。『原神』の収益の50.2%が中国のiOS市場からのもので、日本からは20.2%、アメリカからは9%を占めました。2023年3月21日に申鶴と神里綾華が登場するイベントを開始して『原神』の収益は1,100万ドルまで急上昇、以降3月23日までの3日間、中国のiPhoneゲーム売上ランキングで首位を獲得しました。
ランキング4位がKingの『Candy Crush Saga』、5位がCyberAgentの『ウマ娘 プリティーダービー』のそれぞれが上位を占めました。
2023年3月の世界のモバイルゲーム市場では、App StoreとGoogle Playを通じて推定約65億ドルの消費があり、前月比で6.5%増加となりました。アメリカは依然として全世界モバイルゲーム収益が最も高い市場で、全世界収益の29.2%に相当する18億ドル以上を記録、中国のiOS市場の収益が18.4%で2位、次いで日本市場の18.2%でした。
CyberAgentの「ウマ娘 プリティーダービー」のグローバル収益は1.07億ドルを超え、前月比174%増加となり、TOP10中で最も収益が増加した製品となりました。2月14日から同作の2周年キャンペーンがスタートし、3月のほとんどの時間、日本のiPhoneゲームのトップ3に安定して位置し、22日間にわたって日本のiPhoneゲームの売上ランキングで首位を獲得しました。
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