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STORE INTELLIGENCE · HIDEYUKI TSUJI · NOVEMBER 2022

5周年を迎えた荒野行動は日本が最大市場、日本のバトルロイヤルジャンルでも4年連続で独走が続く

2017年11月にリリースされたモバイルバトルロイヤルゲーム『荒野行動』が5周年を迎えました。本作リリースからの世界累計収益は22億ドルを超え(2017年11月~2022年10月)、日本は最大の市場です。また、日本においてはモバイルバトルロイヤルジャンルで4年連続でトップの座を維持しています。

KnivesOut Hero

モバイル版荒野行動の収益の90%以上は最大市場の日本から

モバイルゲームの人気ジャンル「バトルロイヤル」の1つ『荒野行動』(NetEase)が2022年11月に5周年を迎えました。同作は無人島に降り立ったプレイヤーたちが生き残りをかけてバトルを繰り広げるゲームで、2017年11月にモバイル版がリリースされ、その後2018年にWindows版、2019年にSwitch版とPlayStation版が登場し、幅広いプラットフォームで親しまれています(以降、本稿ではモバイル版『荒野行動』についての内容です)。

モバイル版『荒野行動』は世界でリリースされており、Sensor Towerのストアインテリジェンスのデータによると、2017年11月~2022年10月の世界における累計収益は22億ドルを突破、ダウンロード数は9,100万以上となっています。

KnivesOut-Revenue-Trend

世界において日本は最大の市場となっており、モバイル版『荒野行動』の90%以上の収益は日本からのものです。直近1年(2021年11月~2022年10月)の人気のバトルロイヤルジャンルモバイルゲームと比較しても、モバイル版『荒野行動』が日本で圧倒的に人気が高いことがわかります。

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Sensor Towerのデータによると、『PUBG Mobile』(Tencent)は、日本はサウジアラビアと同率の3番目の市場で収益シェアは2.4%です。また『Apex Legends Mobile』(Electronic Arts)では日本は最大市場(34.1%)であるものの、2位のアメリカ(33.9%)とはわずかの差です。

モバイル版『荒野行動』の日本における圧倒的シェアには、ゲーム性の高さにのほかに、『ONE PIECE』や『エヴァンゲリオン』など日本で人気の有名IPとの積極的なコラボやイベントに加え、メディアや広告での露出増加や専属称号・アイコンなどの特権を得られる「公認実況者」制度の導入などが日本で受け入れられている要因の1つとして考えられます。

Sensor Towerのデータによると、本作のパブリッシャーNetEaseの直近1年のモバイルゲーム市場別収益シェア(2021年11月~2022年10月)は、1位が中国で77.7%、日本は2位で13.8%となっています。同期間の日本におけるNetEaseのモバイルゲーム収益Top5を見ると、モバイル版『荒野行動』は66%で1位となっています。

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同期間の中国におけるモバイル版『荒野行動』は収益シェアが3.9%であることを考えると、日本で圧倒的人気を維持していることがわかります。

日本のモバイルバトルロイヤルジャンルにおいて4年連続収益トップを維持し続ける荒野行動

『荒野行動』はバトルロイヤルジャンルにおいても日本で圧倒的人気を獲得し続けています。Sensor Towerのデータによると、2018年から2021年において、4年連続でバトルロイヤルジャンルのモバイルゲーム1位をキープ、2022年1月~10月においても同じく1位となっています。

Sensor Towerの使用状況インテリジェンスによると、2022年7月~9月に日本における『荒野行動』ユーザーの男女比はおよそ6:4、25歳未満のユーザーが最も多い約33%を占めており、若い世代に支持されています。これは『Apex Legends Mobile』のユーザーシェアと似ており(25歳未満のユーザーが最も多く40.3%)、『PUBG MOBILE』とは異なることがわかります(35-44歳のユーザーが最も多く28.6%)。

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また、この3タイトルの中ではモバイル版『荒野行動』の継続率が最も高く、Day30で13%、Day60で10%となっています。

モバイル版『荒野行動』の5周年記念イベントは2022年10月27日からスタートし、イベント開始前日の10月26日は20位だったランキング(日本のApp StoreのTop Grossing)が、イベント開始当日には3位に急上昇、その後11月6日まではTop10圏内をキープしました。また、2022年11月12日にYouTubeで配信された「5周年感謝祭配信」では人気実況者やプロチームが出演し、17万回以上のアーカイブ再生数を記録(2022年11月15日現在)するなど、5周年を迎えた現在も日本での支持は続いています。

Sensor Towerのストアインテリジェンスのユーザーは、過去のパフォーマンス指標に加えて、アプリ収益とアプリダウンロード数の推定値を見ることができます。本レポートのSensor Towerの収益予測は、App StoreおよびGoogle Playからのもので、ユーザー総消費額を表しています。

また、データにはサードパーティのAndroidマーケットデータは含まれておらず、App StoreもしくはGoogle Playアカウントの初回ダウンロードのみ集計しています。同じアカウントが他のデバイス、もしくは同じデバイスで行った重複ダウンロードは集計に含まれていません。ダウンロードデータは同じアプリの異なるバージョンもまとめて集計しています(例:FacebookとFacebook Lite)。

Sensor Towerのストアインテリジェンスで上記ゲームタイトルの過去のデータを検索しましょう!REQUEST DEMOボタンからデモのリクエストが可能です。 : https://sensortower.com/ja/product/store-intelligence

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Hideyuki Tsuji

Written by: Hideyuki Tsuji, Mobile Insights Strategist - Japan

Date: November 2022

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